過眠症治療の転院受入について(ナルコレプシー・特発性過眠症等)

当院では睡眠障害の一つの領域である過眠症(中枢性過眠症: どれだけ夜に眠っていても昼間に寝落ちしてしまったり、あるいは強い眠気で生活に支障が生じたりする疾患。ナルコレプシーや特発性過眠症等が該当)についても診療を行っております。一方で過眠症の治療薬のうちいくつかは法令による規制が存在しているため、該当する処方薬による薬物療法をご希望される場合には、以下の点にご留意ください。

  • 規制に該当する医薬品を使用されており、他の医療機関からの転院を検討されている場合は、診療情報提供書(紹介状)をご用意ください。診療情報提供書には有効な睡眠検査(PSGおよびMSLT)の結果も同封してください  ※睡眠の精密検査によって確定診断を受けていることが処方の要件となっている処方薬があります。確定診断の根拠や検査結果が確認できない場合には処方ができず、場合によっては再検査(1泊2日で3.5万円~を要します)を行う必要があります
  • 要件を満たして登録している医師のみ処方可能な薬剤があります。医師を指定せずにご来院された場合には処方ができない場合があります。必要に応じて受診可否を予めお問い合わせください

何卒よろしくお願いいたします。