帯状疱疹は、皮膚の発疹や強い痛みだけでなく、長く続く神経痛や睡眠の質の低下につながることがあります。 当院では、帯状疱疹の発症と合併症の予防を目的として、帯状疱疹ワクチンの接種を開始します。
帯状疱疹は、水ぼうそうの原因となるウイルスが体内に潜伏し、加齢や免疫力の低下などをきっかけに再び活動することで起こります。
神経に沿って赤い発疹や水ぶくれが現れ、強い痛みを伴うことがあります。 発疹が治った後も痛みが長く残る状態を、帯状疱疹後神経痛と呼びます。
帯状疱疹の痛みは、寝つきの悪化や夜中の目覚めにつながります。 また、眠れない状態が続くことで、痛みを強く感じやすくなる場合があります。
近年、帯状疱疹ワクチンを接種した人では、認知症と診断される割合が低かったとする大規模研究が報告されています。
帯状疱疹の原因ウイルスは神経に潜伏し、再び活動すると神経に炎症を起こします。 ワクチンによってウイルスの再活性化を防ぐことが、脳神経を守る方向に働く可能性も考えられています。
帯状疱疹と認知機能、睡眠、帯状疱疹後神経痛の関係について、当院のコラムで研究報告とともに詳しく解説しています。
当院では、組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」の接種を行います。 通常は2回の接種が必要です。
接種前に体調や既往歴、服用中のお薬を確認します。
接種をご希望の方、ご不明な点がある方は、下記よりご確認ください。